ベンチャーキャピタル（VC）とは？？メリット・デメリットを紹介！
こんにちは！
資金調達や金利削減を扱う
金策専門家のMと申します。
今回は資金調達の方法の
一つであるベンチャーキャピタル
についてお話していきます！
ベンチャーキャピタルとは
投資のために資金を集め
それを投資に使うことで
利益を生み出していく
ファンドの形態の一つです。
そしてベンチャーと
名前についているように
その投資先はベンチャー企業に
なっています。
つまり
多くの投資家から出資を募り
ファンドを形成し
ファンドに集まった資金をもとに
様々なベンチャー企業の株式を
買い取り（投資）
その企業が上場するよう手助けし
いざ株式が公開され
株価が上昇したところで売却し
利益を得る組織のことです。
株の価値が上がり株価が
上昇することが前提にあるので
その投資対象は上場を目指している
ベンチャー企業というのが特徴です。
対象が未成熟なベンチャー企業
ということもあって
大きなリスクを抱える
可能性もありますが
その分大きなリターンを得る
こともできます。
先日お話したエンジェル投資家や
公庫融資とは違って
あくまでも彼らは自らの利益を
最大化させるのが目的です。
このベンチャーキャピタルを
通じた資金調達には
どのようなメリット・デメリット
があるのでしょうか？
それぞれ説明していきます。
VCのメリット
１．経営のアドバイスを受けられる
まずメリットの一つとして
プロの経営のアドバイスを
受けることができます。
投資先の経営成績が上がることが
一番の目的になっているので
そのためにコンサルや
経営指南を行っています。
ベンチャーキャピタルから役員が
派遣されたり知識ノウハウの
提供を受けることで
不安定になりがちな創業時期を
サポートを受けながら
着実に会社を成長させていくことが
できるようになります。
２．その後の資金調達がしやすい
投資先企業を上場させることが
目的にあるので
逆に言えば
ベンチャーキャピタルが投資する
企業というのは
他者から見たら
今後上場する可能性が
あると判断されるからです。
そうなると必然的に
その利益を受けたい投資家や
その他のファンドは注目する
ようになります。
新たな出資先を見つけやすくなり
さらに経営がしやすくなる
というメリットがあります。
VCのデメリット
１．自分の経営プラン通りに進められない
メリットで充実した
経営のサポートを受けることが
できるとありましたが
これがデメリットになって
しまう場合もあります。
あくまでも上場をするために
最善策を尽くすというのが
ベンチャーキャピタルの方針
であるので
企業側の意見よりも
派遣される出資者や役員の
意見が優先される可能性があります。
企業側も出資してもらっているので
強く反対することができず
経営方針で意見がぶつかったとき
自らの理想とは違う方向に
進んでしまうかもしれない
可能性があります。
２．成績不振だと早めに資金回収されてしまう
もし経営がうまくいかず
出資者から上場は難しいと
判断されてしまう場合
早めに資金を回収されてしまう
可能性があります。
ここはやはり
一つの事業として投資を
しているので
もし企業に将来性がなく
資金を回収することが
できなくなりそうだと判断すると
赤字になって資金回収が
できなくなる前に
早めに株式を売って
資金回収し
他の将来有望なベンチャー企業
に投資するという事になってしまいます。
あてにして事業を回していても
万が一そうなった場合
事業を継続していくのは
非常に難しいと言えるでしょう。
まとめ
ここまで簡単に
ベンチャーキャピタルについて
簡単に説明してきました。
創業時に協力してもらえる
ありがたい投資家ではありますが
その分デメリットも
大きく感じられます。
どのような資金調達を選ぶかは
ご自身の考え方や
企業の方針と合わせて
決めるようにしてください。
それでは今回は以上です！
